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200704

4月11日 芦ノ湖

Fishing Diary/2007 4月11日 芦ノ湖
 
腹を見せて浮いていた。
ワカサギにしては、大きいぞ!?とすくい上げると・・・
オイカワ!白飛びしてしまったが、腹側からは、きれいな緑色の独特の模様が見られた。    
     

(先週からのつづき)

今週は、芦ノ湖トラウトについて考えてみる。

自身のトラウト釣りの歴史も浅く、地元ダム湖や芦ノ湖など止水でのトラウト釣りしか経験がない。
今後トライしてみたい本流など流れの中でのトラウトフィッシングは、未だほとんど未経験であり、トラウトに関する知識も限られた体験からの限定的なものである。

渓流などの流入河川をもたない芦ノ湖の場合、遡上し卵を生むことのできる「流れ」がないため、トラウトは自然繁殖できない。そのため芦ノ湖にいるトラウトは、ほとんどすべてが放流された養殖魚である。
「養殖・放流」は、現在のトラウト釣りを考える際、おおきなファクターになっていると思われ、いろいろな切り口から考えることができると思うが、ここでは、「養殖魚と湖にいるわかさぎなどの小魚」という点を考えてみたい。

養殖魚は、放流される大きさになるまで、ペレットなど固形の人口餌を食べて成長する。
人口餌を唯一の食料として、生まれてからずっと成長してきたトラウトには、その「色や形」、「匂いや味」、「水面に浮かんでいる様子や沈下していく様子」、が強く刷り込まれていると思われる。
聞いたところによると、管理釣り場では、その点を強く意識して、ペレットの色と形を真似たルアーまで使われるそうである。確かに、「魚を釣り上げる」という点から見れば、養殖トラウトを釣るには、合理的なルアーといえるかもしれない。

芦ノ湖で見てみても、ルアーマン、フライマンたちが軒並み苦戦を強いられているような状況でも、餌釣りのおじさんたちは、10尾、20尾とぼんぼんとトラウトを釣り上げている。
クリムシや冷凍のワカサギ、刺身やソウセージを餌にして、おもりを付けて沖に遠投する。
観察したところ、餌の上には浮きが付けられており、浮きの浮力で餌が重りから立ち上がり、底から1〜2mの水中を漂ういう仕掛けであるらしい。
これもまた、色はともかく、形や、匂い、漂う様子などはペレットに似ており、人口餌で育ったトラウトにはたまらないごちそうに違いない。
餌釣りがよく釣れるわけである。

こうしたペレット育ちの放流されて間もない(野生化していない)トラウトたちは、ワカサギを追うのだろうか?

巡り巡って、こんな命題が、近頃、あたまに浮かんでくる。 

早朝、ほとんど毎回一番乗りでポイントに入る。
空が白み始める1時間以上前から、湖面では、トラウトたちが水音をたてている。ワカサギを追っているのではないにしても、あちこちで、立ち込むすぐ近くで音がする。間違いなく、キャストの範囲内にトラウトがいる。
しかし、釣れない。釣れないばかりが、追ってくる気配すらない。
芦ノ湖では、こんな状態が、もう随分つづいている。

(未完・・・)

 

 

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